兵庫県にて 道路の橋梁及び床版の調査工事を行いました。
目的、以前の点検等から補修が必要である箇所のコアの採取と
はつり作業により主筋、配筋の腐食状況を確認する事です。
まずは、鉄筋探査にて鉄筋の位置を確認し 鉄筋の無い所でコアを採取します。
採取したコアはコンクリート強度及び劣化状態を確認するため
各試験(圧縮強度、静弾、中性化、塩分、アルカリシリカ反応等)を行います。
今回、自分達は鉄筋探査とコア採取とはつり作業を行いました。
床版のコア採取状況です。
上向きでのコア穿孔のため
ノロ水が飛散しない様にして行います。
もし、鉄筋にあたった場合は穿孔を中断し 鉄筋の無い場所で再度穿孔し採取します。
φ75で穿孔
約150mm~200mmで採取しました。
次は、鉄筋の腐食状況確認のため はつり作業を行いました。
コンクリートガラが下に落下するのを防ぐため
ブルーシートで養生して作業しました。
はつり後の写真です。
300×400ではつりました。
橋梁部は硬いため 時間がかかります。
鉄筋の腐食状況です。
主筋と配筋が写っています。
どちらも腐食が発生しています。
最後に無収縮モルタルで補修を行い
作業終了です。