近畿方面へ出張で 河川護岸調査工事を行いました。
河川護岸の間知ブロックや間知石の内部に空洞化があるか?を確認する調査工事です。
まず空洞化が予想される河川護岸の位置に(コア穿孔)を行い穴をあけ内部を確認します。
写真は 間知ブロックに コア穿孔している状況です。
間知ブロックの奥は裏ごめでコンクリートがある為
通常のコアビットではなく3点式で行いました。
穿孔後のコアガラです。
穿孔後の孔内部とコア長を計測します。
ほぼ同じであれば空洞化無しと判断できます。
コア穿孔後の孔内部のデジカメの写真です。
この写真でも判断できますが空洞化はありません。
内部に写っているのは砕石です。
次に孔内部を工業用内視鏡(マイクロスコープ)にて
上下左右&中心を撮影します。
内視鏡(マイクロスコープ)の画像です。
孔内深部中心の画像です。
写っているのは砕石の拡大写真です。
最後に間知ブロックの穴の補修作業を行います。
無収縮モルタルにて補修を行い終了です。
この様な作業を1日約4~5箇所行いました。(移動時間や準備も含めています)