RCレーダー内部検査
一般に、船舶・航空・気象等で用いられる位置を検知するレーダーと同じ電磁波レーダーを用い、コンクリート内部に電磁波を照射します。電磁波が比較的浅い数cm~数mの領域のみ透過する性質を利用することで、気体・非導電性液体・非導電性固体(例えば コンクリート、FRP、ガラス等)中を直進し、それぞれ異なる媒体が接する境界面に到達すると反射します。金属表面では全反射するので、その反射波を画像化して解析を行います。電磁波の出力から検出した鉄筋等の反射波までの時間を求め深度に換算し求めます。