コアドリリングとは
コアドリリングは、各種設備の配管やフェンス・ガードレール設置時に孔をあける際に使用されます。また、コンクリート強度を調査する為のテストピース採取・アンカー打設用の孔あけ・コンクリート壁開口等の孔あけにも使用されます。穿孔径 ~φ600 ご希望のサイズで孔をあけます。
コアドリリング施工手順(壁穿孔)
- 墨だし位置確認
- 孔内清掃
- コアモーター設置
- 水タンク・ノロ水回収タンク等セッティング
- 穿孔開始
- コア穿孔完了
墨だし位置確認後 コアモーター設置のため アンカー打設用の孔を穿孔します。
※アンカー打設は、アンカー施工要領に従い施工を行います
穿孔後 孔内を十分に清掃を行います。清掃後 指定サイズのアンカーを打ち込みます。
※アンカー打設が出来ない場合は、事前に連絡をお願いします。コアモーター設置のため他の方法を検討致します。
コアモーターの設置を行います。墨だし位置(施工面)に対して直角になるようセットします。
※施工面に対して角度をつけての穿孔の場合は、事前に連絡をお願い致します。
※コアモーター設置に関して墨だし位置施工面から約1m四方のスペース確保をお願い致します。(コアモーター稼動範囲の確保の為)
コア穿孔では基本的に水を使用しますので、水中ポンプのセットやコア穿孔部からのノロ水の回収が出来るようにします。
穿孔を開始します。穿孔中に異常を感じたら穿孔を止め、孔内の確認を行い現場管理者の判断を委ねます。
コアモーター等の機材を片付け、各部(コア施工面・裏側・床)の清掃を行います。